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パスワードをExcelで管理するのは妙案だ。表形式なら一覧性が高く、扱いやすいし検索も可能。ただし問題もある。それは、ファイルが盗まれたときと、パソコンが壊れたときだ(図1)。
前者については、Excelの標準機能でファイルにパスワードをかける手もあるが、万全とはいえない(図2)。というのは、標準機能には試行回数の制限がないからだ。つまり、正解にぶち当たるまで何回でもトライ可能。その弱点を突いてパスワードを解読するフリーソフトもある(図3)。
これら2つの問題をまとめて解決する〝花マル習慣〟が、OneDriveの「個人用Vault」への保存だ。これはOneDriveに用意されたセキュリティが高い特別な領域で、無料版では3つまでのファイルを保存できる。Vault(ボールト)とは金庫室のことで、マイクロソフトではパスポートや運転免許証などのデジタルコピーの保存を想定している(図4)。
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