パスワードの設定されたファイルを受け取ることがありますよね。情報漏えいの対策として有効ですが、実際の作業中にパスワードを要求するダイアログが何度も表示されると煩わしいものです。また、過去のファイルにパスワードは不要ということもあるでしょう。
パスワードを知っているなら簡単にファイルから解除できるのですが、それらしきメニューが見当たらないため、毎回入力している人もいるのではないでしょうか。
実はファイルの保存時にパスワードを削除するだけで解決します。むやみにパスワードを解除するべきではありませんが、不要になった時のために操作は知っておきましょう。また、書き込みパスワードをかけて「読み取り専用」にしてもセキュリティが弱いので、「シートの保護」と「ブックの保護」でしっかり保護する方法も解説します。
ファイルのパスワードを解除する
ファイルに設定されたパスワードを知っていることが前提です。[名前を付けて保存]ダイアログボックスから[全般オプション]ダイアログボックスを呼び出して、パスワードを削除します。
シートを保護する
書き込みパスワードを設定しておけば「読み取り専用」となり、ファイルの改ざんの心配はないように思えますが、ファイルを別名で保存できます。そのファイルは編集可能な状態です。元のファイルと同じ名前に修正されたら、見分けるのは難しいでしょう。[シートの保護]の機能を利用します。
最初に保護する対象のセルが「ロック」されているかを確認します。シート全体を保護する場合は、ワークシートの左上の[◢]をクリックしてセルを全選択します。
セル範囲のコピーを許可する場合は[シートの保護]ダイアログボックスの[ロックされたセル範囲の選択]の項目にチェックを付けておきます。
からの記事と詳細 ( Excelがさっき入力したのにまたパスワードを要求してくる! 実は簡単な解除方法【残業を減らす!Officeテクニック】 - 窓の杜 )
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