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ウェブサービスにログインするたびに手帳を見て手入力したり、Excelファイルを開いてコピペしたりするのは面倒だ。そんなことをしなくてもウェブブラウザーにパスワードを記憶させれば、各種ログインページを開くだけでIDとパスワードが自動入力される。セキュリティが心配なら、Windows Helloを使って本人確認もできる。こちらはブラウザーでパスワードを自動入力する前に、顔認識や指紋認証などで本人確認をする仕組みだ(図1)。
それでは使い方を解説していこう。ここではChromeを例に説明するが、Edgeでも同じことができる。
まずはパスワードの記憶方法だ。ウェブサービスなどのログインページでIDとパスワードを入力してログインすると、「パスワードを保存しますか?」と尋ねられる。ここで「保存」を押すと、IDとパスワードをChromeが記憶する(図2)。
その後で「Windows Helloでパスワードを保護」という画面が開くことがある(図3)。これはパスワードを自動入力する前にWindows Helloで本人確認をする設定だ。「続行」を押すと顔認識などが実行されて機能が有効になる。
Chromeに記憶させた後で、ウェブサービスのマイページなどでパスワードを変更したときは、「パスワードを更新しますか?」という確認画面が開く。「パスワードを更新」を押せば、Chromeが記憶したパスワードが上書きされる(図4)。間違って「同意しない」を押したときは、「Googleパスワードマネージャー」の「パスワード」画面を開いて、パスワードを編集すればよい(図5、図6)。
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