全1230文字
Windowsパソコンでは、標準だと起動時やロック解除時のサインイン画面でパスワードの入力を求められる。しかし、自宅に据え置いたパソコンで、同居する家族に画面やファイルを見られても大丈夫なら、さほど神経質になる必要はない。パソコン自体を家族で共有するという使い方もある。そんな状況なら、面倒なパスワード入力は省いても構わないかもしれない。
従来のワザは使えない
パスワードの無効化は、以前であればユーザーアカウント画面で設定できた(図1)。しかし、Windows 10のバージョン2004以降とWindows 11ではこの設定が廃止された。Windows 10バージョン2004以前からアップデートをしたパソコンであれば設定が残っている可能性があるが、いつまで利用できるかは不明だ。
とはいえ、今でもサインインのパスワード入力を省く手立てはある。最も手軽なのは米マイクロソフトの無料ツール「Autologon」を利用する方法だ(図2)。ダウンロードしたファイルを起動して、表示されるダイアログ画面にサインインに必要なアカウント情報を入力すればよい(図3)。「Enable」ボタンを押すと以降は、起動時にサインイン画面が表示されなくなる。
ただし、Autologonで設定をしても、スリープからの復帰時はサインイン画面が表示される。作業終了時に、シャットダウンではなく、スリープで電源を落とすという使い方をしているなら、設定にもうひと手間が必要だ。設定アプリでスリープ復帰時のサインイン画面表示を無効にしておけばよい(図4)。
からの記事と詳細 ( 自宅パソコンでパスワード入力を省略、MS公式の無料ツール「Autologon」で可能に - ITpro )
https://ift.tt/6odqa4n
No comments:
Post a Comment