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Thursday, June 16, 2022

TOKYO MXの顔 ふかわりょう、キー局とは違う使命感「9チャンネルの珍味を」 - スポニチアネックス Sponichi Annex

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TOKYO MX「バラいろダンディ」のMCを務めるふかわりょう
Photo By 提供写真

 “バラダン”ことTOKYO MXの夜の情報番組「バラいろダンディ」(月~金曜後8・30)が17日、放送2030回を迎える。番組開始8年目を迎えた今年4月に初めて放送時間を繰り上げし、20時30分スタートとなった同番組。MCを務めるふかわりょう(47)、原田龍二(51)がインタビューに応じ、番組への思いを打ち明けた。

 「“東京に住む40代以上のお父さん”に向けて、年を重ねても健康で、色気ある、おしゃれでカッコいい男性になるための情報を伝える」をコンセプトに、ダンディな大人が知っておくべき世の中の話題について議論する同番組。知るべき時事ニュースから「心」のためになるコラムまで、洗練されたオトナたちが議論する。

 ふかわはこのコンセプトについて「初耳」とおどけてみせたが、「やっぱり力むと策に溺れてしまうので、そこは柔軟な姿勢で」と自身の考え方を説明。「バラダンは人が、人間が集まる番組。コンセプトはあくまでコンセプトであり、ライブでお届けしてるので、冷蔵庫にあるもので作って料理するみたいな感じです」とMC目線で分析した。

 取り扱う話題はキー局のワイドショーと被る部分も。そんな中、キー局とは違う独立放送局としての使命について、ふかわは「わざわざ9チャンネルまでお越しになってもらっているので、仮にキー局と同じ話題のことを取り上げるのであれば、同じ話題であっても、違う目線からお伝えしたい」という。「キー局がそういうネタをやっているのであれば、わざわざここに来たんだったら、わざわざ来たなりの珍味というか、ここでの郷土料理を食べてもらいたい。“わざわざ9チャンネルまで!ようこそ!ここの地元の料理を召し上がってください”という気持ち」と、日々独特の感性を光らせている。

 去年3月まで、同局「5時に夢中!」のMCだったふかわは、「オーケストラの指揮者が変わると音色が変わるように、MCが変わると番組も変わる」とMCとしての持論を展開。現在の“古巣”については「今は垣花正アナウンサーがマエストロとしてやっているので、その音色は僕とは違うなと思う」という。

 新天地となった「バラダン」。コメンテーターには梅沢富美男、デーブ・スペクターらキー局ワイドショーでも引っ張りだこのそうそうたるメンバーが集結している。「皆さん個性的かつ、それぞれのスタイルを貫いてきた印象がある。私の中で、ダンディさというのはもしかしたらそういう部分もあると思う」とバラダンらしさを演出していると達観している。「それぞれの人生を、胸を張って歩んでいる姿は、視聴者の皆さんに勇気を与えるんじゃないかな。そういう期待を持って、今後も臨んでいきたいと思う」と、MCとして、MXの顔としての強い覚悟を口にした。

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