達人のパソコン操作はときに速すぎて目で追えないほど。キーボードを多用するのが特徴で、マウスとキーの組み合わせ方も秀逸。皆さんもぜひマスターしましょう。操作方法だけでなく、効率的な覚え方も「再入門編」で3回にわたって伝授します。身に付ければ職場の同僚にドヤ顔できること請け合いです。
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キー操作では「Ctrl」などと英数字などの文字キーを組み合わせる。では「Ctrl」はそもそもどんな役割を担っているのだろうか。
その特徴は、ゲームなどを除き単独で押すことはなく、ほかの文字キーなどと一緒に押す点。「Alt」や「Shift」もしかりだ。そのため、これらは「修飾キー」「装飾キー」「モディファイア(Modifier)キー」などと総称される。ほかのキーを〝修飾する〟という意味だ。スタートメニューを開く「Windows」キーも修飾キーとして使われる(図1)。
このほか、キーボードには押しても通常の文字が入らないキーがたくさんある。「Tab」「Esc」「PageUp」などだ。それらと修飾キーをまとめて「特殊キー」と総称する。特殊キーはそれぞれ特定の役割を担っていることが多い。基本からおさらいしていこう。
■修飾キーの代表格「Ctrl」、「Shift」「Alt」も修飾
特殊キーの最たるものが修飾キーの「Ctrl」だ(図2)。コピー(+「C」)や貼り付け(+「V」)、保存(+「S」)など、ほとんどのアプリやOSで共通に使える機能が割り当てられている。ただアプリ固有のショートカットキーも数多く、例えばWordでは「Ctrl」+「Enter」で改ページする。
「Shift」も修飾キーの1つ(図3)。「Shift」は「ずらす」「転じる」という意味で、役割は機能の切り替えだ。例えば「5」と「%」が刻印されたキーで後者を入力する場合は、「Shift」を押しながら「5」を押す。欧文の大文字の入力でも使う。また、言葉の由来とは少し異なるが、このキーは「選択範囲の拡張」の操作でも使われる。
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