ちょっと大げさなタイトルをつけてしまったようにも感じますが、ウィンドウズ・キーの役割は、ウィンドウズのパソコンを常時使っている人にも案外知られていません。使えばとても便利です。きょうは、ウィンドウズ・キーについて紹介します。
ウィンドウズ・キーとは、ウィンドウズ・パソコンのキーボードの左下にある、「田」の字のようなマークのついたキーです。この田のような形は、ウィンドウズのロゴマークです(ウィンドウズ・キーといちいち書くと長くなるので、以下ウィンドウズ・キーを「Winキー」と表記することにします)。
これを使うと、何が便利なのでしょう。試しにWinキーを1回押してみましょう。これはパソコン画面左下の隅にある「スタートボタン」(これもウィンドウズのマーク)をマウスでクリックするのと同じく、スタートメニューが出てきます。スライダーが真ん中に上下に走っていて、その左側はアプリの一覧です。右側のタイル欄には自分でよく使うアプリを置いておくことができます。このタイル欄をうまく使えば、パソコンのデスクトップに色々なアプリのアイコンをおかずにスッキリと整理できます(これについては別の機会に紹介します)。
さてWinキーの機能はこれだけではありません。例えばWinキーを押しながらDを押してみましょう(今後は、Winキーを押しながら別のキーを押すことを「Winキー+○」と表記します。Dを押す場合は「Winキー+D」ですね)。すると、現在使っていたアプリが、最小化されてデスクトップが表示されますね。DはデスクトップのDです。もう一度、押せば、今見ていたアプリに戻ります。たくさんのアプリを同時に開いている時でも、この操作で簡単にデスクトップを表示できます。
次にWinキーを押しながらEを押してみましょう(Winキー+E)。そうすると、パソコン内のフォルダーが表示されるページが開きます。これは「エクスプローラー」といいます。Eはエクスプローラーの頭文字のEですね。大体はパソコン画面の左下の隅にあるスタートボタンの右隣にあるファイルのようなマーク(左の画像に似たもの)が「エクスプローラー」のアイコンです。これをクリックするのと「Winキー+E」は同じです。
さて、私が仕事で最も頻繁に使うのが「Winキー+プリントスクリーン・キー」です。画面で今見ている通りのもの――それがウェブページでも、ワードの文書でも、メールでも――が画像として保存される機能です。
プリントスクリーン・キーは、キーボードの右上にあります。パソコンによって異なりますが、左の写真のような「Prt Sc」と書いてあったり、「PrintScreen」と書いてあったりするキーです。Winキーを押しながら、このプリントスクリーン・キーを押すと、画面が一瞬暗くなり、すぐに元に戻ります。この瞬間、画面が画像として保存された証拠です。
その後に「エクスプローラー」を開いて、その中にある「ピクチャ」というフォルダーの中にある「スクリーンショット」というフォルダーをのぞいてみると、たった今撮影したスクリーンショットが保存されています。
この機能はウェブページを見ている時、「ちょっとこのページを取っておきたい」と思った時に一瞬でページを画像として保存できるので便利です。例えば、ウェブ上で旅行などの予約をした際、予約番号が表示されますが、いちいちメモをとらなくても「Winキー+プリントスクリーン・キー」を押せば、ページごと画像がフォルダーに保存されます。
からの記事と詳細 ( ウィンドウズ・キーは魔法のつえ - 読売新聞 )
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