ショートカットキーとは、キーボードの複数のキーを特定の組み合わせで同時に押すことで本来マウスやトラックパッドを介して行う操作を簡単に実行できる機能のことです。
同じ作業でも、ショートカットキーを使うことで短時間で効率的に済ませることができます。
今回の記事では、Macでのパソコン作業を快適にするショートカットキーについて解説します。
Macには100個以上のショートカットキーがあります。
基本操作や目的別にそれぞれ表にまとめました。
ショートカットキーが使えないときの対処法も解説しています。
パソコン作業を快適にするための参考になれば嬉しいです。
Macでショートカットキーを使う時の記号の意味
Macでは次の手順でキーボードショートカットを確認することができます。
- 画面左上のメニューバーのアップルのマークをクリック
- システム環境設定
- ショートカット
しかし、装飾キーがどのキーを意味しているのかわからない、という方もいらっしゃるはず。
そこで、ショートカットキーとしての使用頻度が高いこちらの4つのキー「command」「option」「shift」「control」をご紹介します。
Macショートカットキーの記号1.command
command(⌘)は、Windowsではctrlにあたるキーで、Macを使用する上で必要不可欠なキーです。
Macショートカットキーの記号2.option
option(⌥)は動作を切り替えるキーです。
Macでoptionを押しながら、メニューをクリックすると別のメニューが表示されます。
Macショートカットキーの記号3.shift
shiftは、ずらすことを意味します。
shiftは、Windowsのキーボードでもキートップに記号が印字されていることが多いです。
Macショートカットキーの記号4.control
Macのcontrolキーは、Windowsには無い役割のキーなので混乱する方もいらっしゃるかもしれません。
optionキーと混同してしまいがちですが、使ううちにそれぞれの役割を区別できるようになるはずです。
Macのショートカットキー一覧早見表
Macショートカット一覧1.基本操作(コピー、ペースト、カット)
まずは使用頻度が高いものをご紹介します。テキストや画像のコピーやペースト(貼り付け)など基本操作のショートカットキーです。
左手の親指でcommandキーを押して、人差し指で組み合わせるキーを押す方法がおすすめです。
Macショートカット一覧2.アプリ共通
Macのどのアプリケーションでも同様に使うことのできるキーボードショートカットです。
Macショートカット一覧3.Finder操作
Finderの複製を作ったり、サーバーに接続したり、Finder上での操作を行う際に便利なショートカットキーです。
ファイルを開く、は「command+O」です。なんとなくの感覚で「Enter」を押してしまいがちですが、Finder上ではファイル名の変更を行うショートカットキーとなるので注意しましょう。
Macショートカット一覧4.テキスト操作・文書作成
カーソルの移動や文字の削除をすることのできるショートカットキーです。マウスでいちいち打ち込みたい部分や削除したい部分にカーソルを移動させる手間が省けることでキーボードから手を離さず短い時間の中で作業を遂行することができます。
是非覚えておくと便利です。
Macショートカット一覧5.アプリや画面(ウィンドウ)切り替え
Macで作業していると、様々なアプリケーションを開くはずです。
アプリケーションのウィンドウを切り替えるショートカットキーも細やかなタイムロスを軽減してくれるので覚えておくことをおすすめします。
Macショートカット一覧6.ブラウザ操作
ブラウザを使用しているときに使えるショートカットキーです。
様々なページを開いて作業するときなどに便利なので習得しておくといいでしょう。
Macショートカット一覧7.覚えておくと便利な機能
他にも、覚えておくと日々のパソコン作業が楽になるショートカットキーをご紹介します。
特にFinder上で使える「スペースキー」のショートカットキーは便利です。
ファイルを開かない状態でファイルの中身を確認できるプレビューができるのでちょっとした時間短縮につながります。
矢印記号も「z」キーと「h」「j」「k」「l]の組み合わせであっという間に変換可能です。
いちいち「やじるし」「みぎ」など打ち込まなくて済むので覚えておくことを勧めます。
Macのショートカットキーが使えない時は?
Macのショートカットキーが使えない時の対処法1.競合していないか確認する
ショートカットキーは競合することがあります。
競合とは、同じショートカットキーに2つ以上の操作を割り当てている状態のことを指します。
Macの環境設定から変更している場合は、黄色い三角形のマークが表示されます。
しかし、アプリケーションが独自に定めているショートカットキーと競合している可能性もあるのです。
そのようなときは、画面上部のメニューバーから、該当する操作のショートカットキーを確認してみるといいでしょう。
またカスタマイズしたショートカットキーがある場合は、設定をリセットすることで競合を回避できるはずです。
Macのショートカットキーが使えない時の対処法2.再起動する
原因不明の不調の場合は、PCを再起動するのが一番です。
作業中のファイルを保存するのを忘れないよう注意しましょう。
Macのショートカットキーが使えない時の対処法3.NVRAM/PRAM をリセットする
Macのハードウェアトラブルを解決する手段としてよく用いられるのが、NVRAM/PRAMのリセットです。
次のような手順で行ってみてください。
- Macをシステム終了する
- 電源を入れたらすぐにcommand、option、P、Rのキーを4つとも同時に押しっぱなしにする
- 20 秒ほど押し続けたらキーを放す
Macのショートカットキーが使えない時の対処法4.故障を疑う
いろいろ手を尽くしても直らない場合は、キーボードそのものが故障している可能性があります。Appleに問い合わせしてみるといいでしょう。
編集後記
ショートカットキー覚えるだけで作業が効率的に行えます。最初は覚えられなくても、使用していくと自然にショートカットキーを覚えることができるはずです。大切なのは、ショートカットキーの使用を続けることです!
本記事が皆様の参考になれば幸いです。
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