セキュリティ面を考慮して物件探しを行うとき、オートロックの有無は真っ先にチェックするポイントではないでしょうか。
自室だけでなく建物のエントランスも施錠されるため、防犯上の安心感が高いのがオートロック最大の特徴です。
しかし、オートロックの鍵には、自室の鍵とは異なる注意点も存在しています。ここでは複製に関するルールや、紛失してしまった場合について解説していきます。
オートロックの種類とそれぞれの特徴
オートロックにはいくつか種類があります。ここでは、オートロックの種類を確認しながら、どのようなタイプの鍵が使われているのか見ていきましょう。
オートロックは大きく分けて4種類
◇集合キー式
オートロック付きの賃貸物件において、最も広く普及しているのは、玄関の鍵で共用玄関も解錠する「集合キー式」タイプのものです。
居住者全員で共通の鍵を管理することとなるため、取り扱いについては、きちんと物件ごとに定められたルールを守らなければなりません。
◇暗証番号式
集合キー式とともに幅広く普及しているのが、テンキーを入力して鍵を開ける「暗証番号式」です。
集合キー式と比べて鍵の紛失などのリスクを避けられる点がメリットであり、鍵の管理の負担も少なくなります。
ただ、暗証番号の漏えいによって、セキュリティ面が低下してしまうリスクは避けられません。
また、連続で番号を間違えると、一定の時間が経過するまで鍵を開けられなくなることもあるため注意が必要となります。
◇カードキー式
「カードキー式」のものは、一般的なクレジットカードのような「磁気カード式」のタイプと、交通系ICカードのような「非接触型ICカード」の2つに分かれています。
どちらの場合も鍵を複製されてしまうリスクが少なく、暗証番号が漏えいする心配もない点が大きなメリットです。
ただ、折り曲げて破損をしたり、泥や油などで汚損したりすれば、使えなくなってしまうこともあります。
特に、磁気カード式のものは水に弱い面もあるため、管理には注意を払うことが大切です。
◇指紋認証式
また、技術の発展に伴い、高級マンションを中心として「指紋認証式」のものも導入されています。
管理の手間が省け、利便性の高いシステムではあるものの、一般のマンションにはまだ普及していないのが現状です。
オートロックの鍵の複製や紛失に関する注意点
集合キー式の物件においては、ルールを知らないと思いがけないトラブルにつながるケースもあります。
ここでは、オートロックの鍵の複製や紛失において、知っておくべきポイントについて見ていきましょう。
合鍵をつくるためには許可が必要
オートロック付き物件では、契約状態によって、合鍵(スペアキー)の製作が禁止されている場合もあります。
無断で合鍵をつくってしまうと、物件のセキュリティに関する価値が低下する恐れもあるため、事前に確認をとることが重要です。
無許可での鍵の複製は、犯罪などが疑われてしまう原因にもなります。ルームシェアなどで複数本の鍵が必要である場合には、入居のタイミングで必要な本数が配られることが多いため、通常は合鍵をつくる必要性がないと考えられるのです。
また、複製を行う際には、持っている鍵がオリジナルのものであるか確認することも大切だといえます。複製後の鍵をコピーしても、正しくオートロックを開錠できない場合があるため、事前にチェックを行いましょう。
鍵を紛失した場合は警察と大家さん、管理会社へ連絡
万が一、鍵を紛失してしまったときには、悪用を防ぐためにも警察へ遺失届けを提出することが大切です。オートロックの鍵は、物件の居住者全員に影響が生まれてしまうため、できるだけ早急に対応しましょう。
そのうえで、大家さんや管理会社への連絡も忘れてはいけません。たとえスペアキーによって自分の部屋には入れたとしても、建物全体のセキュリティに影響を及ぼすことには変わりがないため、正直に申告することが大切です。
鍵の交換費用は原則として自己負担
オートロックの鍵には、通常の鍵とは異なるシステムが組み込まれている場合もあります。そのため、鍵交換は無断で行わず、大家さんや管理会社の判断に任せるのが無難です。
交換にかかる費用は、原則として失くした人自身が負担をしなければなりませんが、貸し手側と相談をすることで費用の負担割合が下がったり、保険でカバーできたりするケースもあります。
失くさないのが一番! 鍵の紛失を防ぐコツ
オートロック付きの物件では、鍵の紛失によって生まれる影響が大きいため、日頃から失くさないように心がけておくことが大切です。ここでは、紛失を防ぐための管理方法を紹介していきます。
すぐに見つけられるように工夫する
自室での紛失を防ぐためには、鍵を置く定位置を決めておくことが大切です。ドアや壁にフックを掛け、目線の位置に鍵をつるせるようにしておけば、ほかのものに紛れてしまう心配はありません。
持ち歩くときには、大きなキーホルダーなどを付けて、すぐに見つけられるようにしておきましょう。バッグや服のポケットなどに入れたまま見失ってしまうことが多いのであれば、音の出る鈴などを付けておくのも効果的です。
また、スマートフォンアプリと連動させられるタイプのキーホルダーもあります。アプリを作動させるとキーホルダーに付いたブザーが鳴る仕組みであり、鍵を失くしたときには探す手がかりとなるのです。
まとめ:オートロックの鍵に関するルールを理解しておこう
- オートロックには4種類あり、鍵を使う「集合キー式」やテンキーを入力する「暗証番号式」が一般的
- 集合キー式では鍵の取り扱いに関する規約を守ることが大切
- 原則として、無断で鍵の複製を行ってはならない
- 紛失したときには必ず大家さんや管理会社へ連絡をする
- きちんと鍵の管理を行い、失くさないように心がけることが重要
"キー" - Google ニュース
March 09, 2020 at 10:03AM
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【ホームズ】鍵の紛失には要注意! オートロック付きの物件の鍵にまつわる重要なルール | 住まいのお役立ち情報 - LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)
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