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Thursday, November 16, 2023

ORICON NEWS:スマートキーが電池切れ、子どもが車内に… トラブル対応法をプロが解説[専門家監修] - 毎日新聞

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電池切れなどさまざまなスマートキーのトラブルにどう対応する? 拡大
電池切れなどさまざまなスマートキーのトラブルにどう対応する?
 車の鍵といえば昔は金属製だったが、最近はスマートキーが主流。スマートキーとは、持っているだけでドアの開閉やエンジンの始動ができる便利なもの。その反面、トラブルが起こりうることを知っているだろうか? 今回は、オートバックスセブンが展開するカーライフ総合情報サイト「MOBILA(モビラ)」の監修の元、スマートキーに起こりうるトラブルとその対処法を解説する。

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■スマートキーで起こりうるトラブルとは?

 スマートキーは電波を使って車と通信するため、以下のようなトラブルが考えられる。

【電池切れ】
電池切れは、家電同様に、スマートキーに内蔵されている電池が消耗することによって起こり、スマートキーの機能が使えなくなってしまうこと。電池切れの前兆として、ドアの開閉やエンジンの始動が遅くなったり、警告灯が点滅したりする場合があるので、そのサインを見逃さずに、早めに電池を交換するのがベスト。

【電波干渉】
電波干渉は、スマートキーの周囲に他の電波を発するものがあることで起こり、スマートキーの信号が弱くなり、受信できなくなるなどの状況になること。原因としては、携帯電話やパソコンなどの電子機器や、高圧線や送信塔などの電波源が考えられ、原因となるものを遠ざけ、スマートキーを車に近づけることで状況が変化する場合もある。

【鍵紛失】
“スマートキーならでは”のデメリットではないが、自身の不注意からどこかに置き忘れたり、落としたりすることも多い。鍵紛失になると、ドアも開けられずエンジンもかけられないので、どうしようもなくなってしまう。自身の不注意をなくすことだけでなく、名前や連絡先を書いたタグをつけたり、鍵探し用のデバイスを付けたりして、万が一落としたり紛失した際に連絡が来るように備えるのが対策といえるだろう。

■スマートキーのトラブルが起きた時の対処法

 では、もしドライブ中にこうしたスマートキーのトラブルに遭遇したら、どうすればいいのか。まず落ち着いて、以下の対処法を実践したい。

【電池切れの場合】
スペアキーや予備電池を持っている場合はそれらを使ってドアやエンジンを操作する。ない場合は、スマートキーに内蔵されているメカニカルキー(金属製の小さなキー)を取り出してドアを開ける。ドアを開けたら、スマートキーをエンジンスターターボタンに近づけてエンジンを始動する。同時に、できるだけ早く最寄りのディーラーや整備工場・カー用品店で、もしくは取扱説明書などで交換方法を確認し、電池を交換する。

【電波干渉の場合】
スマートキーの周囲に電波を発するものがないか確認する。電波を発するものがある場合は、それらを遠ざけるか電源を切る。スマートキーを車に近づけてドアやエンジンを操作する。電波干渉が続く場合は、最寄りのディーラーや整備工場でスマートキーの診断を受ける。

【鍵紛失の場合】
まず、ドアロックの開閉やエンジン始動操作を行い車内置き忘れや車の近くにスマートキーが無いか確認する。スペアキーを持っている場合はそれを使ってドアやエンジンを操作する。スペアキーを持っていない場合は、鍵探し用のデバイスやスマートフォンアプリなどでスマートキーの位置を探す。スマートキーが見つからない場合は、自動車保険やJAFなどのロードサービスに連絡して鍵開けやレッカー移動を依頼する。スマートキーを紛失した場合は、警察や交番に遺失届を提出しておくことで、落とし物として届け出があった際に発見につながることも。

■こんな緊急事態の対応方法
【状況】
・奥さんと小さな子どもを車内に残して外からロック。
・子どもが中からドアを開けてしまってセキュリティが発報
・しかもスマートキーは電池切れ

【対応】
・少し前の車であれば、エンジンスタートはメカニカルキーを挿すタイプだったので、スマートキーが電池切れでもエンジンスタートの鍵穴にメカニカルキーを挿せば、セキュリティの発報を停止させることが可能。
・今の車は、エンジンスタートもプッシュスタート式で鍵穴がないため、メカニカルキーを挿す穴がなく、セキュリティの発報でパニックになりがち。エンジンスタートボタンの近くにスマートキーを近づける、もしくは、スマートキーでエンジンスタートボタンを押すと発報を停止させられる場合も。※車両によって対応方法は異なるため、事前に取扱説明書等で確認しておくのがおすすめ

【監修者からのコメント】
スマートキーはドアノブに触れる、もしくは近づくだけで開錠・施錠ができ、とても便利な反面、キーにまつわるトラブルをよく耳にします。その中でも「電池切れトラブル」が最も多いとされています。電池の寿命は使用状況にもよりますが1~2年と言われています。そのため定期点検や車検のタイミングに交換をしておくと安心です。また、万が一電池が切れた時のエンジンのかけ方や、電池の交換方法を事前に取扱説明書などで確認しておくとより安心して使用できます。

【監修者プロフィール】
カーライフ総合情報サイトMOBILA(モビラ)/オートバックスセブンが運営する「もっとクルマで出かけよう」をテーマにしたカーライフ総合情報サイト。車やカー用品情報だけでなく、ドライブや旅行、アウトドア情報に加え、お出かけ先で役立つ渋滞情報やガソリンスタンド表示ができるMAPサービス、マイカーのメンテナンス管理機能など、カーライフにまつわる情報・機能が満載。「クルマに乗るすべての人に安心とワクワク」を届ける。

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