多摩川ボートの開設69周年記念GI「ウェイキーカップ」は20日、最終日の12Rで優勝戦が行われ、3号艇の山口剛(41)=広島=が3コースからコンマ10のSでまくり差しを決め、9月・桐生67周年以来となるGI通算11回目の優勝。賞金1100万円を獲得して、同ランクは13位に浮上した。2着は1号艇で人気を集めた池田浩二、3着には中田竜太が入った。
代名詞とも言える3コースまくり差しが再びさく裂した。山口が9月・桐生67周年同様のまくり差しで、この大会初制覇。「信じられない。決め打ちだったけど、あんな思った通りになるとは思わなかった」と、全てが思い通りのレースで会心の勝利へつなげた。
昨年のグランプリにおけるFの罰則で、上半期は主に一般競走まわり。G戦線に戻ってきたのが6月末。そこから7月にからつGII、9月は桐生、そして今節も優勝と波に乗る。「GI、SGを走れない期間が多かったので、走れるようになって全てをぶつけられている」と味わった悔しさが、今の活躍の原動力だ。
これで賞金ランクは13位に浮上。12月のグランプリを優位に戦えるベスト6が見えてきた。「行けるところまで行ってやります。流れはいい方だし、やれるだけやりたい」。年末にリベンジを果たすため、山口の快進撃はまだまだ終わらない。
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