ビットキーは10月18日、日本郵便と東京都内の大規模オートロックマンションに配達されるゆうパックを対象に、ビットキーが開発したスマートロック「bitlock GATE」を活用した「置き配」実証実験の結果について発表した。
<「置き配」実証実験の結果>
「bitlock GATE」は、ビットキーが開発する電子制御ドア向けのスマートロック。スマートフォンアプリから扉の鍵を開閉でき、居住者が不在の場合でも「人・時間・回数」などの制限付きデジタルキーを発行することで、配達員や、家事代行スタッフなどが、スマホでオートロックのエントランスの鍵を開けることができるもの。
同実験は今年8月5日に終了。同実験への参加世帯(81世帯)を対象とした「オートロックマンションにおける置き配ニーズ」に関する調査結果によると、90.1%が、従来の受け取り方法と比べて「置き配が便利」と回答。また、95.0%が「今後も継続して置き配を利用したい」と回答し、継続したい理由の8割超が「再配達の手間が省ける」「宅配ボックスに行く手間が省ける」だった。さらに、86.0%が宅配ボックスより「置き配」を利用したいと回答し、宅配ボックスより「置き配」を利用したい理由は「かさばる・重い荷物があるため」が最多だった。
実施方法は、同実験期間中、対象者の自宅宛にゆうパックの配達がある場合、配達員はビットキーの開発した専用スマートフォンアプリを用いて、共用部のオートロックの鍵を解錠。配達先の玄関前へ置き配し、その後、同実験に協力してもらった世帯に対し、メールと座談会でアンケートを実施、満足度を調査した。
なお、同実験に参加した81世帯に、置き配に不安はあったか質問したところ、「不安はなかった」は64.2%、「不安があった」は35.8%となった。
今後ビットキーと日本郵便は、同実験で得られた利用者の声をはじめとしたさらなるニーズの深堀りを通じて、本格的な置き配サービスの展開に向けた検討を進めていく。
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