昨年は2頭のG1馬が参戦し豪華な顔ぶれだったが、今年のオールカマーも3冠牝馬デアリングタクトを筆頭に8頭の重賞ウィナーが参戦。上々の顔ぶれとなった。ただ、実績馬の多くは目標は先で今回は休み明け。近年は休み明けでの割引は以前ほど必要なくなっているが、それは本番での話。ここはあくまでもステップレースで昨年のG1馬2頭は3、4着という結果に甘んじている。デアリングタクトにしろ、ヴェルトライゼンデにしろ、調教こそ動いてはいるが、目一杯の仕上げの訳は無く今回、付け入る隙はあるハズだ。(美浦TM:馬場大輔)
注目は順調さでメンバー1、2を争うロバートソンキー(美浦:林厩舎)。今後のためには賞金加算が至上命題で、ここは単なるステップレースと言う訳では無い一頭だ。自己条件を勝利し中4週での臨戦となるが、手綱を取る伊藤工騎手は「前走時も攻め馬の動きは良かったですけど、今回も同様に良い感じでした。良い状態で臨めそうですよ」とのことで引き続き好調をキープしている様子。
3歳時の神戸新聞杯では3着とここでも通用するポテンシャルは有している同馬。今回、唯一の懸念材料はこれまで結果が出ていない右回りに替わること。ただ伊藤工騎手は「回りに関しては心配はありませんよ」と全く気にしている様子はなく、左右でパフォーマンスに差異はないという見解だった。そして2200mでは2勝を挙げており、雨馬場はお手の物と、舞台や天気が追い風の可能性も。人馬共に初の重賞制覇のチャンスは十分にあるとみる。
また、伊藤工騎手は土曜日の中山12Rカランセ(美浦:金成厩舎)にも注目。「レースが上手になっていますし、そういう部分で成長を感じますね。乗りやすくなっていますし、昇級でも楽しみですよ」と同騎手。
2走前は復帰戦だった新潟でタヒチアンダンスに先着を許したが、今回は中山ダート1800m戦。ここは2戦2勝の得意舞台で、当時とは状態が全く違う今なら逆転があって良い。順調さや3歳馬で斤量面での恩恵があることを加味すると、連勝を期待できる存在だ。
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