マーベル・シネマティック・ユニバースの実写ドラマとしては初のシーズン更新となる「ロキ」シーズン2に、『Everything Everywhere All At Once(原題)』のキー・ホイ・クアン(ジョナサン・キー)が出演することがわかった。ディズニーの大型イベント「D23 Expo 2022」で発表になったとして、米Varietyなど現地メディアが伝えている。
中国系ベトナム人のジョナサン・キーは、幼い頃より『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』(1984)や『グーニーズ』(1985)などで子役として活躍。A24の映画『Everything Everywhere All At Once』ではミシェル・ヨーによる主人公の夫として重要な役を演じている。同作は全世界興収1億ドルを記録し、A24史上最大ヒットとなったことで、現在キー・ホイ・クアンは海外において再び脚光を浴びる存在となった。同作は2023年3月の日本公開を予定している。
キー・ホイ・クアンが「ロキ」シーズン2で演じる役柄については明かされていない。
「D23」のパネルイベントではキー・ホイ・クアンも登場。自身が『インディ・ジョーンズ』出身の俳優であること、また「D23」では同作のパネルも開催されていたことから、壇上では「よくわかんないんだけど、これは『インディ・ジョーンズ』パネルじゃないんだよね?」とのジョークで沸かせたようだ。ちなみに会場からキー・ホイ・クアンは、ハリソン・フォードとの再会を喜ぶ写真をSNSに投稿している。
会場限定ではシーズン2の新映像も公開された模様。米Varietyは、ロキが時間軸に引きずり込まれる姿や、タキシード姿のロキやメビウス、3人のタキシード姿のロキや、カーン(ジョナサン・メジャース)の銅像たちが含まれていたと報告している。
また、主演トム・ヒドルストンはシーズン2について「シーズン1が終わったところから始まる」と明かした。「ロキはTVAに戻るが、メビウスはロキが誰なのかを知らない」という状況なのだという。
「ロキ」シーズン1では『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)後の世界を舞台に、歴史を変えてしまったロキが、“神聖時間軸”を乱したとしてTVA(時間変異取締局)に逮捕され、のちにエージェントのメビウスとともに時間犯罪者を追いかけた。しかしラストにはTVAの秘密が明かされ、世界に大きな変化が起こる。
シーズン2にはロキ役のトム・ヒドルストン、メビウス役のオーウェン・ウィルソン、ラヴォーナ・レンスレイヤー役のググ・バサ=ローが続投するほか、新たに『ブラインドスポッティング』(2018)のラファエル・カザルが“主要な役柄”で参加。撮影は2022年6月中旬よりイギリスのパインウッド・スタジオにて実施されている。
監督を務めるのは、同じくMCUドラマ「ムーンナイト」(2022)のジャスティン・ベンソン&アーロン・ムーアヘッド。脚本はシーズン1の脚本チームに参加したエリック・マーティンが執筆し、前シーズンを手がけたマイケル・ウォルドロンも製作総指揮として企画に残留している。
ドラマ「ロキ」シーズン2は、2023年夏にディズニープラスで独占配信予定。
▼ 「ロキ」の記事
Source:Variety
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