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映画『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』でのハリウッドデビュー以降、『グリーン・ディスティニー』などさまざまなアクション映画に出演し、今もなお業界を牽引し続けるレジェンドアジア系俳優ミシェル・ヨーが主演する、映画『EVERYTHING EVERYWHERE ALL AT ONCE(原題)』の日本公開が2023年3月に決定した。共演は、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』、『グーニーズ』などで当時一世を風靡(び)したキー・ホイ・クァン。今作で20年ぶりのハリウッド復帰を果たした。
【画像】グーグリィアイで埋め尽くされた海外版ティザーポスター
同映画は、 新進気鋭の製作・配給スタジオ「A24」の新作。アカデミー作品賞に輝いた『ムーンライト』をはじめ、『レディ・バード』、日本でも社会現象を巻き起こした『ミッドサマー』など、エッジの効いた作品を数多く世に放ち、映画ファンのみならず、アート、音楽、ファッションの分野でもファンを魅了してきた。
設立10周年、アニバーサリーイヤーとなる今年はマイク・ミルズ監督作『カモン カモン』、ホラー路線の『X エックス』、SNSをテーマにしたスキャンダラスなロードムビ―『Zola ゾラ』などがすでに日本でも公開され、さらに新感覚ネイチャー・スリラー『LAMB/ラム』、コリン・ファレル主演の『アフター・ヤン』、美しく壮大なダークファンタジー『グリーン・ナイト』、『エクス・マキナ』のアレックス・ガーランド監督の新作『メン(原題)』なども控えている。
そんなA24をテーマにした日本初のトークイベント「A24night!」が2日、都内で行われ、『EVERYTHING EVERYWHERE ALL AT ONCE(原題)』の公開時期と、同作のキーアイテムとなるグーグリィアイ(ギョロ目)が無数にあしらわれた「A24」らしいアーティスティックな海外版ティザーポスター、ミシェル・ヨーが未曽有の敵に対峙する緊迫感あふれる場面写真が解禁となった。
ミシェル・ヨーが演じる主人公は、破産寸前のコインランドリーを経営する中国系アメリカ人のエブリン。国税庁の監査官に厳しい追及を受ける彼女は、突然、気の弱い夫・ウェイモンドといくつもの並行世界(マルチバース)にトリップしてしまう。「全宇宙に悪がはびこっている。止められるのは君しかいない」と告げられ、マルチバースに蔓延(はびこ)る悪と戦うべく立ち上がるが…。「カンフー」と「マルチバース」の融合が全人類を救う(?)感涙のアドベンチャー。
監督は、生者と死者のコンビをユーモラスにブラックジョークたっぷりに描いた『スイス・アーミー・マン』のダニエル・シャイナート&ダニエル・クワン。本年度のハリウッド批評家協会賞でも作品賞を含む7部門を受賞した注目作だ。
からの記事と詳細 ( 『グーニーズ』のキー・ホイ・クァン、20年ぶりハリウッドに復帰 ミシェル・ヨー主演のA24作品|秋田魁新報電子版 - 秋田魁新報電子版 )
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