トヨタ自動車系の部品メーカー、東海理化は5日、インドに新工場を設けると発表した。25億ルピー(約43億円)を投資し、ドアを自動施錠する「スマートキー」などを生産する。先進国で車の販売台数が伸び悩むなか、成長が見込めるインド市場を深掘りする。新工場で2030年に約100億円の売り上げを目指す。
インド北部にあるラジャスタン州で約10万平方メートルの土地を取得する手続きに入った。今秋にも着工し、24年9月に生産を始める計画だ。当面はスズキのインド子会社、マルチ・スズキ向けに納入する。将来的には品目や生産量を増やし、トヨタ自動車のほかタタ自動車など地元メーカーにも販売したい考えだ。
東海理化はインドでは現地企業のミンダグループとの合弁会社で事業を手掛けている。2社ある合弁会社の売上高の合計は21年度に約220億円。新工場を設けるのは12年ぶりで、6拠点目となる。
からの記事と詳細 ( 東海理化、インドにスマートキー新工場 43億円投資 - 日本経済新聞 )
https://ift.tt/leUt8Op
No comments:
Post a Comment