マイナンバーカードの署名用電子証明書(6~16桁)のパスワードがコンビニで初期化・再設定可能になる。全国のセブン-イレブンのマルチコピー機で対応を開始した。再設定の手数料は無料。
マイナンバーカードのパスワードは、4桁のものと6~16桁のものがあるが、コンビニで再設定可能になるのは、e-Tax等の電子申請や銀行口座開設、不動産取引(住宅ローン)で活用する6~16桁の「署名用電子証明書」のパスワードのみ。コンビニでの証明書交付手続きやマイナポータルのログインで使う4桁のパスワードは、コンビニでは初期化・再設定できない。
署名用電子証明書(6~16桁)のパスワードは、5回連続で間違って入力した場合、パスワードロックがかかってしまい、解除には、住民票のある市町村の窓口でパスワードの再設定手続きが必要となっていた。これが、コンビニで再設定できるようになる。
パスワードの初期化・再設定には、マイナンバーカードと利用者証明用パスワード(数字4桁)、NFC搭載スマートフォン、専用アプリ「JPKI暗証番号リセット」が必要。アプリはiOSとAndroid版が用意されている。
再設定には、アプリで「事前予約」が必要。
- アプリを起動し、マイナンバーカードの券面情報を撮影
- マイナンバーカードをスマホにかざしてICチップを読み取りし、利用者証明用パスワード(4桁)を入力
- ICチップ内に格納されている写真とスマホで撮影した顔の映像を照合。本人確認を行なう
その後、24時間以内にコンビニのキオスク端末(マルチコピー機)で操作する。
- キオスク端末にマイナンバーカードをかざし、利用者証明用パスワードを入力
- 新しい署名用電子証明書の暗証番号を再設定する
なお、スマホからの操作は、毎日24時間対応だが、キオスク端末での操作は6時30分から23時までとなる。
操作方法は動画でも紹介している。
マルチコピー機を使ってマイナンバーカード署名用パスワードを初期化する手順
からの記事と詳細 ( マイナカードの長い方のパスワード(16桁)、コンビニで再設定可能に - Impress Watch )
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