ブランクを感じさせないプレーを見せたバランスキー(左) [写真]=B.LEAGUE
バスケットボールキング編集部。これまで主に中学、高校、女子日本代表をカバーしてきた。また、どういうわけかあまり人が行かない土地での取材も多く、氷点下10度を下回るモンゴルを経験。Twitterのアカウントは @m_irie3
1月22日、アリーナ立川立飛では、アルバルク東京の2022年最初のホームゲームとなる大阪エヴェッサとの一戦が行われた。新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、スケジュールどおりに試合が開催ないケースが増えているが、両チームとも1月3日以来のリーグ戦を戦った。
第1クォーター、大阪のディージェイ・ニュービルに4本の3ポイントシュートを含む14得点を奪われ、チーム全体でも30点を献上したA東京。しかし、第2クォーターを17−17とすると、後半は47−30と持ち前のディフェンスが復活、90−77で勝利した。
昨年から続く連勝を9に伸ばしたこの試合、17分31秒のプレータイムを得て、11得点を挙げたザック・バランスキーが試合後にメディア対応。自身も新型コロナウイルスの陽性判定を受けて隔離生活を送り、チームも19日ぶりの試合だったこともあり、「重い立ち上がりは予想していました。それでも徐々にチームの持ち味であるディフェンスを全面に出して、チーム力で勝てた試合でした」と総括。
会見では、観戦に訪れていた元チームメートの馬場雄大について話題が及ぶと、バランスキーは前もって来場を知らされていなかったようで、「コートエンドを見たらすごく目立つでっかいやついるなあと思ったら雄大でした」と表情を崩す場面も。ハーフタイムで少し声をかけた程度のやりとりだったというが、「今でもアルバルクを気にかけてくれるのはうれしいなあと思いつつ、僕も久々に雄大のプレーを見たいと思いました」とコメントした。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、いきなり試合が中止になるなど、今シーズンのBリーグも不透明な部分は多い。その厳しい環境下にあって、「試合に臨む気持ちに変化はありません。いつ試合が中止になるかもしれませんが、いつもどおり目の前の試合に集中するだけです」と語る。
会見の最後には「多くの選手が隔離生活で思いどおりに運動ができない中、明日はみんな体がタイトになるのかなと。そこでどれだけチーム力を上げて、全員で戦えるのかが大事になると思うので、また全員で気持ちを引き締めて大阪に連勝したいと思います」と、力を込めた。
文=入江美紀雄
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