世界では「123456」が不動の首位 「sakura」と「asdfghjk」は日本特有
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パナマのセキュリティー企業であるノードセキュリティーは、2021年に世界で最も使われたとするパスワードのランキングを発表した▼。
50の国・地域のランキングも発表
同社の恒例行事ではあるが2021年版は一味違う。これまでは世界のランキングだけを発表していたが、今回は50の国および地域それぞれのランキングも発表した。使われがちなパスワードは何だったのか、ランキングの詳細を見ていこう。
ノードセキュリティーは、VPNサービスのNordVPNやパスワード管理ツールのNordPassなどで知られる。
同社に限らず複数のセキュリティー企業が、「最もよく使われているパスワード」を毎年発表している。「最もよく使われている=推測しやすい=最悪」として、「今年の最悪パスワード」と銘打って発表する企業もある。
利用者が秘密にしているパスワードをどうやって調べるのか。一般的には、インターネットに流出したパスワードを分析する。たくさん見つかったパスワードほど、多くの人に使われていると判断するのだ。
今回のランキングについてノードセキュリティーは詳細を明らかにしていないが、以前のランキングでは流出データを解析していることを明らかにしている。このため今回も同様だと考えられる。同社はWebサイトで「4テラバイトに及ぶデータベースを評価した」としている。これは、4テラバイトの流出データを解析したということだろう。
また前述のように、ノードセキュリティーは例年の世界ランキングに加えて、世界50の国および地域それぞれのランキングも発表した。どのようにしてパスワードの属性(設定した人のいる国や地域)を決定したのかは同社は明らかにしていない。このため想像の域を出ないが、パスワードと一緒に流出したメールアドレスの国別ドメイン名や、パスワードの流出元であるWebサイトの所在地などから判断した可能性が高いと考えられる。
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