大庄洞開発事業を巡る疑惑に関連して収賄の容疑で拘束令状が請求されていたユ・ハンギ元城南都市開発公社開発事業本部長が10日午前7時40分ごろ、京畿道高陽市の自宅付近で亡くなっているのが発見された。 【図】大庄洞開発事業優遇疑惑を巡る43億ウォンの人物相関図 ソウル中央地検は前日、ユ・ハンギさんに対し、2014年に「天火同人」の実オーナーであるナム・ウク弁護士とチョン・ヨンハク会計士などから漢江流域環境庁へのロビー活動の名目で2億ウォン(現在のレートで約1930万円)を受け取った容疑で事前拘束令状を請求し、ユさんは14日に令状実質審査を受けることになっていた。しかしこの日、ユさんは極端な選択を行った。
検察や法曹界からは「収賄の容疑で身柄を拘束されたら『黄武性(ファン・ムソン)社長退任強要疑惑』についての強硬な取り調べが予見される状況の中、ユさんは圧迫感に耐えられなかったようだ」という声が上がった。ユさんは城南都市開発公社の本部長として在職していた2015年2月、上司である黄武性・同公社社長(当時)の元を訪れて「きょう辞表を出すべき」と迫りつつ城南市長に7回、チョン・ジンサン城南市政策室長に8回言及した。 このため、ユさんの身柄が確保された場合、「退任強要疑惑」の捜査はユさん1人にとどまらず、ユさんの「背後」にいた李在明(イ・ジェミョン)民主党大統領候補(当時の城南市長)や、その側近であるチョン・ジンサン元室長に向かうことは避けられない-という見方が支配的だった。黄・元社長は今年10月、当時の対話の内容が録音された40分間の録取記録を公開し、検察にも提出していた。 黄武性・元社長は本紙の電話取材に対し「過ちを犯した人間は別にいるのに、自分(ユさん)が何をそんなに間違えたからといって、そういう選択をしたのか」「ユさんは(上から)やらされる通りにやるしかない」と語った。法曹関係者は「中間を繋ぐ『環』であるユさんの死で部分的に支障はあるだろうが、『黄武性辞任圧迫録取記録』や人事決済資料などの証拠を基に、捜査が進められるだろう」との見方を示した。 なお、ユ・ハンギさんの遺書や携帯電話は、遺族の反対で捜査機関には提出されなかった。ある法曹関係者は「ユさんの死亡の経緯を明らかにするため、遺書などについての調べは避けられないだろう」と語った。ユさんは死の前日、在職していた抱川都市公社に辞表を出したという。 権祥銀(クォン・サンウン)記者 イ・ジョング記者
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