LogMeInは米国時間12月14日、パスワード管理ソフトウェアの「LastPass」事業を独立企業としてスピンオフする意向を明らかにした。
クラウドベースのソリューションを手がけるLogMeInは、LastPassを独立企業とすることで、LastPassが「パスワード管理やシングルサインオン(SSO)、多要素認証(MFA)事業の有機的な成長」を促進する手段として、「顧客エクスペリエンスや市場進出機能、エンジニアリング」に重点的に投資できるようになると説明している。
また、分社化で今後の変革が加速し、2022年に顧客は変化を目にすることになるだろうとしている。
LogMeInによると、LastPassは現在、世界で3000万人を超えるユーザー、8万5000を超える法人顧客を抱えている。LastPassはここ数年で著しい成長を遂げており、過去3年の年平均成長率(CAGR)は50%超となっている。
LogMeInの最高経営責任者(CEO)Bill Wagner氏は、LastPassの規模と成長性、市場での位置付けといった点から、「独立した企業として新たな機会をつかむ上で完璧な候補だ」と述べている。
同氏は、「本日の発表は、ユニファイドコミュニケーションおよびコラボレーション(UCC)や、ITマネジメントおよびサポートなど全体で柔軟な作業を可能にするためのポートフォリオの強化と投資にまい進していくという当社の戦略的優先順位を反映したものでもある」と述べた。
LogMeInは、ほかにも「GoToConnect」「GoToMeeting」「Rescue」などのサービスを展開している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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