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Tuesday, September 21, 2021

「パスワードのない世界」は、いつ本当にやってくるか 進化する認証技術と実用面での課題 - 産経ニュース

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パスワードを用いない認証の普及は古くから期待されているが、なかなか普及が進んでいない。こうしたなかマイクロソフトの次期OS「Windows 11」で高度な生体認証が導入されるなど、技術レベルでは徐々に浸透し始めた。一方で、アカウント復元の煩雑さや不正利用の可能性など、さまざまな課題も指摘されている。

TEXT BY LILY HAY NEWMANTRANSLATION BY MAYUMI HIRAI/GALILEO

WIRED(US)

いまはSFの世界の話だとしても、将来的に実現が見込まれているものはいくつかある。背中に背負って空を飛べるジェットパック、空飛ぶクルマ、火星への移住といったものだ。

ところが、もっと簡単に実現できそうなのに、なぜか実現していないものがある。なかでも期待の大きいもののひとつが、「パスワードがなくなる日」だ。

いいニュースはある。すべての主要なOSとブラウザーにまたがるインフラ面においては、基本的にパスワード不要でログインする機能に対応している。だが、あまりよくないニュースもある。わたしたちはいまも毎日のようにさまざまなウェブサイトやサービスにパスワードを入力しており、この状況はしばらく続くであろうということだ。

見えてきた“光明”

パスワードがセキュリティ上の悪夢であることに疑いの余地はない。パスワードの作成や管理はわずらわしいので、たいていの人はパスワードを再利用するか、簡単に推測できるものを選んでいる。しかも、その両方であることも多い。こうした状況を悪用できるハッカーたちは大喜びだ。

これに対してパスワード不要のログインの仕組みでは、生体認証のように個人が生まれながらに備えていて盗むことが難しい特性で認証する。人の指紋を推測しようと考える人などいない。

スマートフォンのロックを解除する際に、すでにパスコードを入力する代わりに顔や指をスキャンするような生体認証の一種を利用している人もいるだろう。これらの認証は個人のスマートフォン上だけで機能するので、企業側はユーザーのパスワード(あるいは取扱いに注意が必要な生体認証情報)を大量にサーバーに保管してログインを確認する必要はない。

場合によっては単体で動作する物理的なドングルを使うことで、パスワードを使わずにワイヤレスでログインできるようにもなった。こうして最終的には、ほぼすべてのものに対してパスワードなしでログインできるようになるだろう。

「技術を構成するすべての要素が、新しい技術に詳しいアーリーアダプターからメインストリームへと移行できるレベルの成熟度に達しています」と、グーグルでアイデンティティとセキュリティプラットフォームの製品管理担当シニアディレクターを務めるマーク・リッシャーは語る。「これらはプラットフォームに強力にサポートされており、すべての大手プロバイダーの垣根を超えて機能し、ユーザーにとって身近なものになりつつあります。以前はわたしたちのような業界の人々でさえ、パスワードをどのようにしてなくせばいいのかわかりませんでした。それがいまでは時間はかかるにせよ、どうすればいいのかわかっているのです」

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