『ジョーカー』(2019)で狂気の道化師を怪演したホアキン・フェニックスと、『ヘレディタリー/継承』(2018)『ミッドサマー』(2019)などで知られる鬼才アリ・アスター監督が、米A24製作の新作映画『Disappointment Blvd.(原題)』でタッグを組むことがわかった。米Deadlineが報じている。
本作は、史上最も成功した起業家を数十年にわたる期間で描く密接な作品になるという。それ以外の情報は明かされていない。
報道によれば、2020年末頃より、ホアキンは『ジョーカー』後の次回作として本企画を検討していたという。ホアキンが正式に本企画に参加して以降、権利を巡り、多くの制作会社が獲得に乗り出したというが、最終的にアスター監督と『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』でタッグ歴のあるA24が勝ち取ったということだ。
メガホンを取るアスター監督は、脚本と製作を兼任。ほか『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』のラース・クヌードセンも製作を率いる。撮影時期については未定というが、2022年初頭よりイギリスにて撮影が予定されているホアキン主演の映画『Kitbag(原題)』より前に実施される見込みであるとのことだ。
ちなみに、アスター監督は2020年6月時点、自身の次回作として4時間前後のR指定作品となる「ナイトメア(悪夢)・コメディ」に着手していると明かしていた。それから約8ヶ月半の間に状況が変わった可能性もあるが、同企画がこのたび発表された『Disappointment Blvd.』であるとも考えられる。
Source: Deadline
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