視聴者の注目度はかなり高い。1月21日にスタートしたTOKIO長瀬智也(42)主演のTBS系連ドラ「俺の家の話」。
TOKIO長瀬智也の脱退余波「ザ!鉄腕!DASH‼︎」の行方は
理由のひとつには、主演・長瀬×脚本・宮藤官九郎のタッグがこれまで数々の名作を生んできたこともある。もうひとつは、長瀬が3月末でジャニーズ事務所を退所すること。ファンも〈これが最後の演技になるの?〉と固唾(かたず)をのんで見守っているようだ。
長瀬の退所後については、ジャニーズ事務所が昨年7月に「他事務所に属することなく、裏方としてゼロから新しい仕事の形を作り上げていくことになりました」とコメント。その言葉通りなら、退所後は表立った芸能活動を行わないことになる。
「長瀬×宮藤のコンビ作品は、長く愛され続けているものが多い。たとえば2000年放送の『池袋ウエストゲートパーク』と2005年の『タイガー&ドラゴン』は、いずれもいまだに語り継がれている伝説のドラマです。『タイガー&ドラゴン』は2020年末の深夜に一挙再放送されましたが、その時もタイトルが話題ワードにランクイン。改めて見返して、その面白さにうなった人が多かったようですね」(ドラマ制作会社スタッフ)
「俺の家の話」はプロレスラー・観山寿一(長瀬)と、謎の女性介護ヘルパー・志田さくら(戸田恵梨香)が、能楽の人間国宝で寿一の父・寿三郎(西田敏行)の介護と遺産相続をめぐって激しいバトルのゴングを鳴らす……という物語。1話放送中には〈やっぱり長瀬の演技、好きだわ〉〈笑って泣かされる予感しかない〉なんて絶賛コメントが書き込まれていた。
「〈裏方〉うんぬんの話は事務所サイドの発表で、長瀬さん本人の口からは出ていません。ひょっとすると、今後、俳優として復帰する可能性はゼロではないのかも……『俺の家の話』での長瀬さんの演技を見ながら、一ファンとしてそんなことを切に願ってしまいました」と、芸能ライターのエリザベス松本氏はこう続ける。
「長瀬さんは年齢を重ねて演技に渋みが増した。1話目から見どころ満載で、役者としての存在感は唯一無二なだけに、長瀬さんが抜けた穴を埋められるような俳優が、今のジャニーズに見当たらないのが気になります。長瀬さんはワイルドだけど、陰のある役もハマるし、コメディーもお手の物。アンチも少なく『ジャニーズには興味なくても、長瀬だけは好き』という人も多いですからね」
テレビ朝日系連ドラ「書けないッ!?〜脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活〜」で主演を務める生田斗真(36)も、ジャニーズの中では演技が達者で体を張った芝居も得意、コメディーセンスもあるが。「“ポスト長瀬”に近い位置にいるとは思いますが、いかんせん奇麗すぎるんですよね。長瀬さんのようなムンムンとした生っぽい男臭さが足りないかな、と」(エリザベス松本氏)
長瀬はまだ42歳。男性としても役者としても、これからますます脂が乗ってくる時期だ。これで見納めでは、あまりにもったいない。年を重ねた長瀬の演技を見たいと望む人は、ジャニーズファンだけではないだろう。
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