ITライター・山口真弘の気になるグッズラボ
上から貼るだけ、キーボードの欠けた印字を復活させられる補修用シール~オーディオファン「キーボードシール」レビュー

TEXT:山口真弘(ITライター)
自宅か職場かを問わず、キーボードにはこだわりがあるという人は多いはず。特にテキスト入力が多い環境では、自分の手に合ったキーボードを使い続けるのは当然です。そのこだわりが高じて、自腹で買った高価なキーボードを職場に持ち込んで使っている人も、少なくないのではないでしょうか。
もっとも、キーボードは摩耗しないように見えて、同じ製品を長年使い続けていると、キートップの印字が摩耗で見えなくなることがよくあります。タッチタイピングゆえ文字が消えても入力に支障はないとはいえ、いざという時に文字が見えないのは心細いですし、見た目もよくありません。
今回紹介する「キーボードシール」は、摩耗したキーボードのキートップに貼り付けて、アルファベットや数字、ひらがなの印字を復活できるシールです。
アルファベットや数字キーを中心とした補修用シールが1シートにまとまっています
曲げた状態。シールの台紙の厚みや質感がよくわかります
使い方は簡単で、必要なキーのシールを台紙から剥がし、そのままキートップに貼り付けるだけです。若干厚みがある素材なので、貼るというよりも、まず最初にキートップの上に軽く乗せ、そのまま圧力をかけて定着させるようなイメージです。
上に乗せただけの状態であれば、微妙な位置の調整もできますので、うっかり貼り間違えて剥がす時に破れるといった心配もありません。筆者が長年にわたって使用しているキーボードは、ちょうど「N」と「M」が摩耗していたのですが、この製品を使って補修することができました。
筆者のキーボード。今回は中央の2つのキー、摩耗した「N」と「M」を補修します
該当のシールを指で押します。カットされているので簡単に台紙から分離できます
裏面の剥離紙を取り除きます。シールは厚みがあり破れる心配はありません
いきなり強く押し付けるのではなく、まずは該当のキーの上に軽く乗せます
位置を微調整し、問題なければ上から指で強く押して貼り付けます
「N」と「M」を貼り付けた状態。遠目からはシールであることはわかりません
とはいえ、形状からしてほかのキーと見分けやすいEnterキーはともかく、Shift、Ctrl、Altなどが用意されていないのは、残念といえば残念です。このほかTab、Esc、半角/全角、さらには上下左右キーなど、アルファベット・数字・記号を除くキーも付属しませんので、購入前に目的のキーがあるか、製品写真を見て確認しておくことをおすすめします。
アルファベット・数字・記号はそのほとんどが用意されていますが、Shift、Ctrl、Altのほか、Tab、Esc、半角/全角、さらには上下左右キーなど、キーボードによってキーの形状やサイズが異なるキーのシールは用意されていません
なお今回はオーディオファンから発売されている製品を紹介しましたが、Amazonで検索すると、ヘッダ部分の製品名の箇所が異なる製品が、他社からも発売されています。外観はほぼ同じですが、よく見るとフォントが違っているなど、細かい違いがあります。
本製品は「Q」「M」「G」のほか「$」などのフォントの形状が特徴的で、なかでも今回貼り付けた「M」は「W」がひっくり返ったような形状で、やや好みが分かれそうです。購入する場合は目的のキーの有無に加えて、使われているフォントの形状についても、他の製品と比較してみることをおすすめします。
ビニルに入っただけの簡素なパッケージが特徴。白地に黒文字の製品もあります
他社からもほぼ同内容の製品が発売されており、フォントの形状などが若干異なります

山口 真弘(やまぐち まさひろ)
ITライター。PC周辺機器メーカーやユーザビリティコンサルタントを経て現職。各種レビュー・ハウツー記事をWEBや雑誌に執筆。最近は専門であるPC周辺機器・アクセサリに加え電子書籍、スマートスピーカーが主な守備範囲。著書に『ScanSnap仕事便利帳』(ソフトバンククリエイティブ)『PDF+Acrobat ビジネス文書活用[ビジテク] 』(翔泳社)など。Twitter:@kizuki_jpn
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March 24, 2020 at 09:04AM
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