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Tuesday, October 4, 2022

パワポ資料の作成に便利なショートカットキーの使い方|@DIME アットダイム - @DIME

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パワポのスライドは、画像や文字を組み合わせて作成します。ショートカットキーを使うと、資料作成の作業効率が格段にアップするでしょう。ショートカットキーの概要や、パワポで使える主なショートカットを紹介します。

ショートカットキーとは

PCには、操作をスムーズに進めるための「ショートカットキー」が存在します。ショートカットキーの概要と、特徴を見ていきましょう。業務中に使うと、作業の効率化も目指せるはずです。

キーボードでPCの操作を行う機能

ショートカットキーは、キーボード上で指定のキーを押すことでPCの操作ができる機能です。WindowsとMacでは、設定されているキーや挙動が異なります。Windowsでは「Ctrl(コントロール)キー」、Macでは「command(コマンド)キー」を使うことが多いでしょう。

単一キー・Ctrl・Shiftとの組み合わせなどさまざまなショートカットがあり、マウスを使うことなく操作ができるのが特徴です。PCの初期設定を使うだけでなく、ショートカットキーのカスタマイズもできます。

業務の効率化に有効

よく使う操作に対応するショートカットキーを覚えておくと、業務効率化に有効です。PCの操作は通常、キーボードだけでなくマウスを使います。

マウスを操作して機能を使うとキーボードから手を離すことになり、使いたい機能を選択する手間もかかるでしょう。ショートカットキーは、対応するキーを押すだけで操作が完了するため業務効率が大幅に上がります。

ただし、ショートカットキーの数は多く、覚えるには時間がかかるでしょう。よく使うショートカットキーを優先的に覚えて、徐々に数を増やしていくのがおすすめです。

パワポ編集時に便利なショートカットキー

キーボード

(出典) photo-ac.com

PowerPoint(パワポ)では、スライド作成や編集に役立つショートカットキーを利用できます。基本のショートカットキーを知っておくと、パワポ編集のスピードがアップするでしょう。Windowsで使える、基本のショートカットキーを紹介します。

オブジェクトのグループ化

パワポでは、イメージを伝えるために画像や図形を頻繁に使います。複数の画像・図形(オブジェクト)をグループ化すると、編集が1度にできて便利です。

オブジェクトのグループ化は、「Ctrl」+「G」で行います。グループ化したい図形をShiftキーを押しながらすべて選択し、選択後にショートカットキーを押しましょう。

グループ化したオブジェクトは、ショートカットキーを用いて解除もできます。解除するときは「Ctrl」+「Shift」+「G」を使いましょう。グループ化したオブジェクトを選択した状態で、ショートカットキーを押すと解除されます。

ただし、一部のオブジェクトはグループ化に対応していないケースがあるため、注意しましょう。

次のオブジェクトへ移動

パワポのスライドには、複数のオブジェクトを配置することも多いでしょう。オブジェクトから別のオブジェクトへ移動するには、ショートカットキーが使えます。

次のオブジェクトへ移動するショートカットキーは、「Tab」または「Shift」+「Tab」です。ショートカットキーを複数回押すと、オブジェクト間を次々に移動できます。

Tabキーを押すと次のオブジェクトへ進み、ShiftキーとTabキーを押すと前のオブジェクトに戻るので、移動しすぎた場合もキーボードで調整しやすいでしょう。

知っておきたい基本のショートカット

パワポではオブジェクトとテキストを両方使うことが多いため、基本的なショートカットを覚えておくと編集に役立ちます。

主なショートカットキーを見ていきましょう。操作を取り消し、一つ前の画面に戻りたいときは「Ctrl」+「Z」を使います。取り消した操作をもう一度やり直したいときは、「Ctrl」+「Y」です。

テキストの装飾も、ショートカットキーで簡単にできます。それぞれ文字列を選択してから、太文字設定は「Ctrl」+「B」、斜体は「Ctrl」+「I」、下線を引くときは「Ctrl」+「U」です。

フォントサイズを変更したいときは、「Ctrl」+「Shift」+「>」または「Ctrl」+「Shift」+「<」を使いましょう。「>」はサイズが大きくなり、「<」は小さくなります。

マウスを併用するショートカット

キーボードとマウス

(出典) photo-ac.com

ショートカットキーの中には、マウスを併用するタイプもあります。マウスのみで操作するより効率がアップするため、使ってみましょう。キーボードのみでのショートカットより、使い勝手がよいケースもあります。

オブジェクトの複製

オブジェクトの複製には、いくつかの方法があります。通常の複製は「Ctrl」+「D」ですが、マウスを併用する方法ではドラッグしながら任意の位置に複製が作れるため便利です。

Ctrlキーを押しながらオブジェクトをドラッグすると、複製を作れます。ずれることなく上下・左右に複製を作りたいときは、「Ctrl」+「Shift」を押しながらドラッグしましょう。

なお、Ctrlキーを押しながらマウスを併用する複製方法は、設定やバージョンによりできないことがあります。対応していないときは、「Ctrl」+「D」を活用しましょう。

オブジェクトの拡大・縮小

マウスを併用してオブジェクトの拡大・縮小をするには、Shiftキーを押しながらドラッグします。オブジェクトの四隅のうち、どれかにカーソルを合わせてドラッグしましょう。

Shiftキーを押しながらドラッグすると、図形の縦横比を変えずに拡大・縮小ができます。オブジェクトの大きさを変更し、画像と文字のバランスがよいスライドを作りましょう。

一般的な拡大・縮小のショートカットは、Shiftキーと方向(矢印)キーです。マウスを併用する場合と異なり縦横比が変わるため、使いどころを意識しましょう。

スライドショーに関するショートカット

キーボードと手

(出典) photo-ac.com

パワポのスライドショーは、ショートカットでも操作できます。基本的なキーを覚えておくと、発表の際にも戸惑わないでしょう。スライドショーの開始や、スライド間の移動に使えるショートカットを紹介します。

スライドショーの開始

パワポでプレゼンテーションをするときは、スライドショー機能を使います。全画面に1枚のスライドが大きく表示されるため、説明しやすいでしょう。

スライドショーを開始するときは、F5キーを押します。選択しているスライドに関係なく、1枚目からスライドショーが開始されます。「Shift」+「F5」では、中断したところから再開が可能です。

スライドショーの開始のショートカットは、機種やバージョンによっても若干違いがあります。「Fn」+「F5」で動くケースや、対応していないパターンもあるようです。

スライドのジャンプ

パワポの編集やスライドの表示中に、スライドを移動したいときはショートカットが便利です。方向キーを押すと、前・後ろのスライドに移動できます。前に移動したいときは「←」、後ろに移動したいときは「→」を押しましょう。

数字キーで移動したいスライドの番号を押した後、Enterキーを押すと任意のスライドに移動できます。最初のスライドを表示するときはHome、最後のスライドはEndキーで移動できますが、Fnキーと方向キーを押すタイプもあり、キーボードによって違いが出てくるでしょう。

ポインターの変更

パワポのスライドショー中にマウスカーソルを変更したいときは、いくつかのショートカットキーが使えます。カーソルをレーザーポインターに変更するには、「Ctrl」+「L」を押しましょう。一時的にポインターに変更したい場合は、Ctrlを押しながらマウスを左クリックします。

スライドショー中にペンを使いたいときは、「Ctrl」+「P」でペンが表示されます。ペンで書いたものを消したいときには、「Ctrl」+「E」を使って消しゴムで内容を消しましょう。

構成/編集部

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