世界的な写真家レスリー・キーさんは10月1日から9日まで、「浜通りのひと」をテーマにした写真展を福島県富岡町文化交流センター「学びの森」や双葉町の「タカサキ喜画」のギャラリーなどで開く。27日は南相馬市や双葉町、いわき市など浜通りの7市町を訪れ、浜通りに思いを寄せる人々の表情を撮影した。
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故を経験した浜通りを舞台に2014(令和6)年度の開催を目指す「ふくしま浜通り国際芸術祭」の実行委員会が、芸術祭プレイベントに位置付けている。
シンガポール出身で東京都在住のレスリーさんは震災発生直後に被災地を巡って以来、11年ぶりに福島県を訪れた。「浜通りの人々の姿を写真を通して発信したい」とシャッターを切っていた。
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