娘がiPadを使っていたときの出来事を描いた漫画がSNS上で話題となっています。ある日、父親のiPadで楽しそうに遊んでいた小学校低学年の娘。なぜか、何度もパスワードを聞いてくるので、iPadを確認してみると…という内容です。作者の女性に聞きました。 【漫画】本編を読む
スマホやタブレットの使い方を改めて考えた
この漫画を描いたのは、コミックエッセー漫画家のさとまる(ペンネーム)さん(40代)です。日常の出来事を漫画にして、インスタグラムやブログ「さとまるチャンネル」で発表しています。 Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。 さとまるさん「小学4年生ぐらいからでしょうか。『ちゃお』が愛読書で、よく、好きな漫画家さんの絵をまねして描いていました。社会人になって、いったん描かなくなりましたが、最近になって、デジタルで描くようになりました」 Q.今回の漫画を描いたきっかけは。 さとまるさん「子どもに課金されてしまって、トホホ~な気持ちと、『これもネタにして、笑い飛ばしちゃおう!』と開き直った気持ちを漫画にしたいと思って描きました」 Q.課金に気付いたときは、どのようなお気持ちでしたか。 さとまるさん「子どもが、課金するまでの操作ができるなんて…とびっくりしました。どれくらい課金しちゃったんだ!?という焦りもありました。あとは、私自身がクレジットカードを登録していたことを忘れてしまっていたので、なんで課金できたんだろう?という疑問が浮かびました」 Q.どれくらいの額を課金してしまったのでしょうか。 さとまるさん「3回課金して、計3000円弱です。子どもは課金していた認識がなく、ゲーム内アイテムがタダでもらえるものだと思っていたようでした。課金していたと分かって、申し訳なさそうにしていました」 Q.その後、課金されないような対策はしていますか。 さとまるさん「クレジットカードの登録を削除しました。それと、パスワードを入れるようなことを子どもから頼まれた場合、ちゃんと確認するようになりました」 Q.このことがきっかけで、変わったことがあれば教えてください。 さとまるさん「子どもに好きにスマホやタブレットをいじらせてはいけないと思い、それからは親の目が届く所で操作させるようになりました。あとは、時間を決めて端末を使わせるようにしました。今回は自分のミスなので、本当に反省しました」 Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。 さとまるさん「『明日はわが身だな…』と危機感を覚えたという話を頂きました。『最近のアプリはUIが優れていて、子どもでも直感で操作できてしまうので、何でもできてしまうと思っていた方がよい』という意見もありました」 Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。 さとまるさん「今は家族ネタや自身の悩みなどのコミックエッセーを描いているのですが、これからは、お仕事をテーマにした漫画やグルメをテーマにした漫画、レポを描いてみたいです。皆さんが読んで、クスッと笑える漫画を描き続けたいと思います」
オトナンサー編集部
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