Pages

Thursday, June 3, 2021

キーサイト・テクノロジー、新たな窒素ガリウム(GaN)テストボードを発表 - 日経テクノロジーオンライン

kuncikn.blogspot.com

キーサイト、PD1500Aダイナミック・パワー・デバイス・アナライザ/ダブル・パルス・テスター用のカスタムGaNテストボードを発表

ワイドバンドギャップ半導体の測定の再現性を高め、信頼性の特性評価方法を提供し、試作サイクルの削減と新製品の市場投入を加速へ

 ※米国時間2021年4月28日にキーサイト・テクノロジーズ・インクが発表したニュースリリース( https://ift.tt/3uRi7KW )を、キーサイト・テクノロジー株式会社が和訳・要約したものです。

 東京、2021年6月2日発 - イノベーションを加速し、あらゆるものが安全につながる世界を実現する高度な設計と検証ソリューションを提供する、キーサイト・テクノロジーズ・インク(CEO:ロン・ネルセシアン、米国カリフォルニア州サンタローザ、NYSE:KEYS、日本法人:キーサイト・テクノロジー株式会社、以下「キーサイト」)は、PD1500Aダイナミック・パワー・デバイス・アナライザ/ダブル・パルス・テスター( https://ift.tt/34J9wzo )用にカスタマイズされた新たな窒素ガリウム(GaN)テストボードを発表しました。これにより、自動車メーカー(OEM)や総合部品メーカー(Tier1)の電力変換器(パワーコンバータ)設計者はプロトタイプ(試作)サイクルを削減し、より迅速に市場投入を行うことができます。

 パワーコンバータは、交通、再生可能エネルギー、および工業市場の電化を可能にする重要なコンポーネントです。e-Mobilityでは、パワーコンバータ(例えばトラクションインバータ)の主な用途は、電気自動車(EV)の高電圧バッテリーパックに蓄えられた電力を効率的に変換してACモーターを駆動することです。その他にも、車両と送電網をつなぐ重要な役割を果たす車載充電器など、電気自動車におけるパワーコンバータの用途は数多くあります(図参照)。

 *図は添付の関連資料を参照

 パワーコンバータ設計を進化させるために、新しいワイドバンドギャップ(WBG)半導体技術が商用化され、動作速度、電圧、熱動作が改善されています。これにより、効率は改善され、サイズも小型化し、コストも削減されます。しかし、結果として高性能パワーコンバータの設計が難しくなり、EVの技術革新が遅れる原因ともなっています。

 キーサイトはWBG半導体の信頼性の高い特性評価を実現するために、PD1500Aダイナミック・パワー・デバイス・アナライザ・プラットフォームを開発しました。PD1500Aはモジュール式で、標準構成では、シリコン(Si)とシリコンカーバイド(SiC)ベースのパワーデバイスの特性を評価することができます。カスタムのGaNテストボードを備え、より高速なバイスの測定の再現性を高め、信頼性の高い特性評価を提供します。

 GaNは現在、EVの車載充電器やDC:DCコンバータ等に利用されていますが、縦型GaNの実用化により、より高い動作電圧が実現され、より高い電圧を必要とするe-Mobilityアプリケーションへの適用が期待されています。

 キーサイトの計測の専門知識により、GaNパワーデバイスの高い再現性と信頼性を持つ特性評価ソリューションの市販化を実現し、OEMとTier1メーカーによる競争力のあるEVをいち早く製品化できるようになります。

 *以下は添付リリースを参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

https://ift.tt/3fOBKzc

添付リリース

https://ift.tt/2TCX1Dg

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( キーサイト・テクノロジー、新たな窒素ガリウム(GaN)テストボードを発表 - 日経テクノロジーオンライン )
https://ift.tt/3uQ2V0y

No comments:

Post a Comment