[香港 14日 ロイター] - 英国の日用品大手レキット・ベンキーザーは大中華圏の乳幼児用粉ミルク事業の売却先候補をベイン・キャピタル、カーライル・グループ、乳業大手の内蒙古伊利実業集団などに絞り込んだ。関係筋が明らかにした。
入札の実施にはモルガン・スタンレーを起用。売却額は20億ドル超に上る可能性がある。同筋によると、セコイア・キャピタルと出資先の中国の石家荘君楽宝乳業の企業連合、プライベートエクイティ会社のKKRも売却先候補に挙がった。
カーライルはCITICキャピタルと組んでいるという。
売却先候補は6月11日までに拘束力のある買収案を提出する必要がある。
各企業からコメントは得られていない。
レキットは大中華圏で、2017年に買収した米ミード・ジョンソン部門の乳幼児用粉ミルクブランドを展開している。2020年の全体の売上高約140億ポンド(198億ドル)のうち、同事業は6%を占めた。中国が今週発表した2020年の総人口は、1950年代以降で最低の伸びとなり、出生率は日本やイタリアなど高齢化社会に並ぶ水準となった。
からの記事と詳細 ( 英レキット・ベンキーザー、中国粉ミルク事業売却で候補絞る=関係筋 - ロイター (Reuters Japan) )
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